明徳寺川  八重桜の豆知識

春の薫りに任せて、ぶらぶらとあるのも趣がありよいものです。

「於大のみち」の八重桜をもっと詳しく知ることで、楽しみが何倍にもなります。

 お友達にも、少し自慢ができるような八重桜のあれこれを紹介します。

 

1.桜の配置図

・「於大のみち」

・「於大公園」

2.代表的な八重桜の特徴

明徳寺川(20種 約800本)と於大公園には多くの八重桜が植樹されています。

代表的な八重桜を紹介します。

この他に御衣黄、兼六園菊桜(御所桜)など非常に珍しい品種もあります。

ランダムですが、樹木に名前が書かれた名札や門前広場に「さくら説明プレート」があります。照らし合わせてご覧になってください。

 

名  称      特    徴    

関山

(カンザン)

代表的な八重桜。染井吉野(ソメイヨシノ)の次に多い。高木で樹形は逆三角形(盃状)です。花弁は祝い席での塩漬けの桜湯です。(桜餅の葉は大島桜の葉)

紅紫 大輪  

普賢象(フゲンゾウ)

おしべが2本葉化し突き出しているので、この形が普賢菩薩の乗る白い象のキバに似ていることから普賢象といわれます。散り際は中心が紅色で葉は茶色です。高木で傘を広げた形です。

松月(ショウゲツ)と似ています。違いを観察してください。

淡紅 大輪  
白妙(シロタエ)

「さくらはし」付近に多い。開花時に葉が出始め、花はピンクから次第に白色となります。高木で逆三角形です。

大輪  
鬱金(ウコン)

ウコンは黄色の色素成分(クルクミン)です。黄色の花は非常に珍しいので全国で植えられています。つぼみの花弁外側は赤く、散り際は中心が赤く染まります。若葉の薄茶色と花のコントラストが目を楽しませてくれます。高木で逆三角形です。

 

淡黄緑 大輪  
楊貴妃(ヨウキヒ)

古くからある品種です。奈良にあった名木で、花の色も最も優れた「豊満な八重桜」と評され楊貴妃を連想させるようです。花弁に切り込みがあります。やや高木の逆三角形です。

淡紅 大輪  

3.代表的八重桜の開花時の写真

明徳寺川の八重桜の開花時の「姿」がイメージされないとガイドはしづらいものです。

そこで「2.代表的な八重桜の特徴」に加えて写真を掲載いたしました。

八重桜は開花の過程でいろいろな色の変化をしていくものもあります。

繊細な色加減を感じてとってガイドの参考にしてください。

関山(カンザン)

花は紅紫色

花弁は塩漬けの桜湯

普賢象(フゲンゾウ)

下左:めしべ2本が緑化し普賢菩薩    下右:淡紅色めしべ2本が緑化

   をイメージ

上:淡紅と紅色が混在している

白妙(シロタエ)

比較的早く咲き始める

 

 

鬱金(ウコン)

黄緑色茶色の芽で若葉がついている

 

楊貴妃(ヨウキヒ)

大輪の淡紅色

「代表的な八重桜の特徴」に記載されていない八重桜の紹介

明徳寺川の八重桜は20種あります。そのほかの数点を紹介します

上左:御衣黄(ギョイコウ)    上右:菊枝垂れ(キクシダレ)

    珍しい緑色の八重桜

中左:咲耶姫(サクヤヒメ)①   中右:咲耶姫②

下左:八重菊枝垂れ        下右:染井吉野(ソメイヨシノ)

4.開花・分咲きの基準

開花:標本木で5から6輪の     三分咲き:標本木の樹冠で約3割の

   花が咲いた状態              が咲いた状態

五分咲き:標本木の樹冠で約半分   八分咲き:標本木で八割のつぼみが

     の花が咲いた状態     (満開) 開いた状態

散り始め:花弁が落ち始めた状態  葉桜:花が散り、若葉が出始めたころから

                    新緑で覆われた状態